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(ナプキン)ナプキンは股の布団であるな
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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生理・月経
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前後の文章を含んだ引用
......たパンツを探して、持って、トイレに戻ってナプキンを棚の上の箱の中から取り出して、股のティッシュを便器に捨てて、ビニルをひっぱりめくって装着してそれをはいた。ああナプキンは股の布団であるな、を思いながら、体はぼんやり部屋の布団の中に戻り、半分が眠りで白い頭のどこかで、あと何回、ここに生理がくるのかを考え、それから、今月も受精は叶いませんでした、と......
単語の意味
股・胯・叉(また)
股・胯・叉・・・1.一つのもとから二つ以上に分かれている所。また、そうなっているもの。
2.胴から足が分かれ出る、付け根の部分。またそこから両腿(りょうもも)にかけての内側の部分。ズボンやパンツなどの、その部分もいう。
2.胴から足が分かれ出る、付け根の部分。またそこから両腿(りょうもも)にかけての内側の部分。ズボンやパンツなどの、その部分もいう。
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生理・月経の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(生理不順)晴れた日や曇った日の不規則な交代のように、その周期の不規則なためらいに
三島 由紀夫 / 美徳のよろめき amazon
月の満ち欠けみたいに几帳面に(規則正しく生理がくる)
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
(ナプキン)ナプキンは股の布団であるな
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
生理になるのは卵子が受精しなかったからで、ほんまは受け止めて育てるために準備されてたクッションみたいなものが血と一緒に流れるから。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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肩は石のように凝っていた。
有島武郎 / 或る女
朝起きたら、すごく楽しかった。 熱はすっかり下がり、生まれ変わったかのようなすがすがしさだった。《…略…》光がまぶしく、空気がおいしかった。 呼吸も楽だったし、空や窓枠に躍る光もいつもよりもずっとまぶしかった。 まだ体だけがすこしふらふらしていて、それもなんだか柔らかい感じに思えた。この世のすべてが自分につごうよくあるような錯覚にとらわれた。 汗をたくさんかいたのがよかったらしい。 ふとんにひっくりかえって晴れた空を見上げながら、「今日は何をしよう」と考えた。 久しぶりだった。そんなふうに止まって思うのは。無限に軽く何もかもを感じるのは。 シャワーを浴びて、何か食べて、コーヒーを飲みに行こうか、と思っただけで幸福だった。 自由、そう、すごく自由になったような感じだった。すごい熱の世界から解き放たれて、体中が喜んでいるのがわかる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
足が灼 くやうに傷 んで
宮沢賢治 / ひかりの素足
独楽のようにいつも全速力で廻っていなければ倒れてしまう
中島 敦 / 牛人 amazon
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