鰻を佃煮にするとこれは佃煮の中での王者の感じがする
吉田健一 / 私の食物誌 作品を確認(amazon)
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うなぎ
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単語の意味
鰻(うなぎ)
鰻・・・ウナギ科、細長い円筒状のヘビのような魚。体の表面は粘膜に覆われ、ぬるぬるして捕まえにくい。深海で産卵し生まれ、成長した春、河川に上る。食用で、脂が多く栄養価が高い。主には蒲焼などにして食べる。
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うなぎの味、おいしさを伝える表現・描写(魚類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(うなぎのかば焼き)普段はご飯といっしょに食べることでごまかされている小骨と脂のぬるつきが、甘いたれと混じって、非常に喉ごしが悪い。うす黒い皮の部分がゴムっぽい食感で、十日間ほど甘く煮こんだ靴底の味がする。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
スーパーのうなぎは、確かにハシで皮が切れない。切れないどころか引っぱるとゴムのように伸びる。 身のほうも、嚙むとコキコキした筋肉のような歯ざわりがある。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
鰻を佃煮にするとこれは佃煮の中での王者の感じがする
吉田健一 / 私の食物誌 amazon
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「魚類」カテゴリからランダム5
ブリの活き造りは、頭を海上の岩に見立て、周囲を波となった薄造りが取り巻いている。ざっと数えて三百枚近い薄造り。脂身のある腹身は大波となり、赤みを帯びた背身は渦となり、縁側の縮れた部分は波しぶきとなっている。
嵐山光三郎 / 頬っぺた落とし う、うまい! amazon
ガラスの器に盛った鮎のあらいは六月の爽やかさと贅を尽くした涼感を呼んだ
山崎豊子 / 華麗なる一族 中 amazon
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