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かおるは寝てしまったのか、目を閉じて両手を胸のところに重ねていた。顔にも唇にも血の気が少なく、しょんぼりとした寝顔だった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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寝顔 眠っている姿
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前後の文章を含んだ引用
......が聞こえ、女たちの嬌声も聞こえていた。酔っぱらいの声や、この夜更けにまだどこかへ行こうとしている人間たちのざわめきが、夜の道頓堀に溢れている。邦彦が覗き込むと、かおるは寝てしまったのか、目を閉じて両手を胸のところに重ねていた。顔にも唇にも血の気が少なく、しょんぼりとした寝顔だった。その栗色に染めた髪に、もう何日も前から屋根裏部屋で飛び廻っていた一匹の大きな蠅がとまっている。 邦彦は目を閉じた。急ぎ足で一直線に歩き去って行く幇間の、小気味よ......
単語の意味
寝顔(ねがお)
胸(むね)
寝顔・・・寝ているときの顔つき。眠っているときの表情。
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
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(赤ん坊の寝顔)閉じたまつげが柔らかい影をぷりぷりしたほっぺたに落としている。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
死に顔みたいにきれいな寝顔
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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眠っている姿の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
へそを出して眠っている。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
前後不覚に寝ている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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長いひき肉のようなすじのある顔
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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死んだように倒れていた
芥川龍之介 / 羅生門
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