TOP > 感覚表現 > 音の響き > ものが擦れる音


カテゴリ検索 単語の意味
毛布を払うような音。着るものを、もどかしくひらくような気配。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 ページ位置:16% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ものが擦れる音
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......気がしていた。「嫌。それは嫌。決して──」 声は細いが、どきりとするような頑なさがあった。「お願い、声で」「声で?」「ええ、声で。私、いま、胸を、はだけます」 毛布を払うような音。着るものを、もどかしくひらくような気配。 急に気持が冷えて行く。 しかし、衝立を通した、女の息づかい、かすかでせわしない布の動きを聞くと、しらけてみてなにになる、という思いもあった。 恥をかかせるわけ......
単語の意味
もどかしい
もどかしい・・・物事が進展しそうなのに進展しない状況が続いて、イライラする。じれったい。
ここに意味を表示
ものが擦れる音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
毛布を払うような音。着るものを、もどかしくひらくような気配。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
ケースの中で色鉛筆が、かたかたとつぶやくように鳴った。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
どんぐりの木の葉が、かわいたような全く重味のない響きをたてて動く
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分