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どんぐりの木の葉が、かわいたような全く重味のない響きをたてて動く
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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草木のざわめき
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......自分を感じながら、眼の前のその汚らしい靴下のしみをみつめた。「自殺する前に、一体、なぜ、洗濯などしたんだろうか。」彼はこんな言葉を呟きながら窓の右手につき出た、どんぐりの木の葉が、かわいたような全く重味のない響きをたてて動くのをみつめた。それから身体を廻してもう一度たれさがっている死体に眼をやると、自分の心につのってくる焦燥の念に後を追われるかのように部屋を出た。 廊下の板の上には......
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