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女友達が、夏休みにカナダに旅行する計画をたてている、といった話題をさも浮き浮きとした調子で喋り始めたりすると、非常に愛想よく適当な相槌を打ちながらも、早くこの人から解放されたいと願った。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:29% 作品を確認(amazon)
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空返事
興味がない・無関心
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前後の文章を含んだ引用
......う気持ちはふくらむばかりで、それは明らかにわたしを別の人間に変えてしまった。 恋に関すること以外の話題は、途方もなくつまらないものに感じられた。久しぶりに会った女友達が、夏休みにカナダに旅行する計画をたてている、といった話題をさも浮き浮きとした調子で喋り始めたりすると、非常に愛想よく適当な相槌を打ちながらも、早くこの人から解放されたいと願った。 かと思えば、誰かが現在つきあっている恋人とのいざこざを打ち明け始めたりすると、膝を乗り出して聞き入った。わたしがあまり熱心に話を聞き、微に入り細を穿った質問を......
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「なるほど」 安彦は夕刊を広げながら、なま返事をした。
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