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看護婦達に、彼は山野の清冽な幻想を振り撒いてやるために、そっと百合の花束を匂い袋のように沈めて
横光 利一 / 花園の思想 作品を確認(amazon)
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花、植物のにおい
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単語の意味
清冽(せいれつ)
匂い袋(においぶくろ)
清冽・・・水が汚れなく清らかで、冷たいこと。また、そのさま。
匂い袋・・・丁子(ちょうじ)・麝香(じゃこう)・竜脳(りゅうのう)・白檀(びゃくだん)などの香料を入れる袋。
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花、植物のにおいの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
花瓶にはダリアに似た花がいけられていた。機転のきかない中年女性を連想させるいかにも鈍重な花だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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臭いがして来て、杏子の顔に網のようにそれがかかった。
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
夢野久作 / ドグラ・マグラ
飼葉の枯れ草みたいな甘いにおい
安岡 章太郎 / 悪い仲間 amazon
その匂いをすいこんでいると自分が空気中に口をだしてぱくぱくやっている金魚のような気がした。
野間 宏 / 真空地帯 amazon
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煩いほどに枝葉が繁茂した街路樹
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
芽というものが持つ小さい逞 しいいのちは、かの女の愛感を牽 いた。
岡本かの子 / 母子叙情
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