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脚部は抜けるようにだるく冷え
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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だるい・気分が重い・倦怠感
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前後の文章を含んだ引用
......自分を見いだした。不眠で過ごした夜が三日も四日も続いているのにかかわらず、睡気 というものは少しも襲って来なかった。重石 をつり下げたような腰部の鈍痛ばかりでなく、脚部は抜けるようにだるく冷え、肩は動かすたびごとにめりめり音がするかと思うほど固く凝り、頭の心 は絶え間なくぎりぎりと痛んで、そこからやりどころのない悲哀と疳癪 とがこんこんとわいて出た。もう......
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だるい・気分が重い・倦怠感の表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
倦怠 は暑さのせいでも、閑暇のせいでもない。僕と母はほとんど魂を抜かれて、もう何をすることも 億劫 になっていた
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(足取りは)まるで鎖にでも繋がれているのを引きずって行くように重かった
島崎藤村 / 新生 amazon
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「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
火を見る嬰児 の顔のように弛 んで来て口を解いた。
横光利一 / 日輪
自分のひそかな絶望の形態が、竹矢来のように、自分の周囲に張りめぐらされた気がした。
林 芙美子 / 浮雲 amazon
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もうずいぶんとバスに揺られていた気がするけれど、時計を見ると十五分と経っていない。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
蒼空までが間が抜けたような気がします
岡本かの子 / 巴里祭
(物足りない)酒と水のすりかえが行われたかのようなある物足りなさ
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
会話をもう寝ぼけてろれつの回らない状態でしながら、いつの間にか眠ってしまった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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