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煙草の匂いが、まだ微かに、香のように、立ちこめているような気がした。
福永 武彦 / 草の花 作品を確認(amazon)
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匂いがする・におう
匂い、香りの雰囲気
タバコ
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単語の意味
立ち込める・立ち籠める(たちこめる)
香(こう)
立ち込める・立ち籠める・・・煙や霧などの気体が、あたり一面を覆う。
香・・・かいでいい匂いがするもの。いい匂いがする物質(香料)を練り固めたもの。火をつけて煙を立ちのぼらせて、香りをたたせるもの。ねり香。お香。
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風にのって彼の顔に近づいてくる何か物の腐敗した匂いが、彼の嗅覚にはたらきかけて、彼を把えているのだった。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
花の匂いが、閉 て切ってあるここまで匂って来る。
岡本かの子 / 河明り
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指先には火の点いていない煙草がはさまれ、その先端は空中に幾つかの複雑な、そして意味のないもようを描きつづけている。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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ハンモックだろうか、粗く編んだ網目状のものに包まれた透明な袋……まるでボンレスハムのようななりをした大きな物体が頭上にぶら下がっていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
固まった白いクリームのような形の椅子
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
パイプをみがきあげると胸のポケットからモロッコ皮の煙草袋をとりだし、焼香するような手つきで葉をひとつまみずつ火皿へつめこんだ。
開高 健 / パニック「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
願わくは書くものすべてが生きのいい鮎のようであれ。
三浦 哲郎 / 随筆集 一尾の鮎 amazon
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梶井基次郎 / 路上
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