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如月は上を向き、けたけたと空を突くように笑ったけれど、睦月は、いつも笑みを隠すように視線を地に向けて笑っていた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 ページ位置:96% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......れとかやる気、出なくてさ」「重症だな」「うん。かなり。すっぴんのあたしでよかったら、つき合う」 くっくっくと笑い声が伝わる。記憶にある睦月の笑い方だ。小さい頃、如月は上を向き、けたけたと空を突くように笑ったけれど、睦月は、いつも笑みを隠すように視線を地に向けて笑っていた。「リィのすっぴんも久しぶりだな」「見たい?」「すげえ見たい。明日、家に行く」「わかった、じゃあね」「あっ、うん」 何かを言いよどみ、結局何も言わず、睦月は電話を......
単語の意味
睦月(むつき)
如月(きさらぎ・じょげつ)
視線(しせん)
睦月・・・陰暦正月の異名。睦(むつ)び月。むつびの月。由来は諸説あるが、身分の上下なく、老若男女、親族一同が集まって睦び(仲良くし)あう月、が有力。親族一同集って宴をする月。
他には、稲の実をはじめて水に浸す月で、「実月(むつき)」が転じたとする説。 元になる月で、「もとつき」が「むつき」に転じたとする説がある。
如月・・・陰暦2月の異名。生更木(きさらぎ)。「生更ぎ」が由来で、春を目の前に、草木が更生(よみがえる)する月。(由来は諸説ある)
視線・・・目と、目が見ようとしているモノとを結ぶ線。目が見ている方向。見つめている方向。
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