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割れた硝子屑 のように鋭い波と風
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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波
時化・海が荒れる、波立つ
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前後の文章を含んだ引用
......代議士」に出馬することを、自動車をドライヴしながら考えている。――が、恐らく、それとカッキリ一分も違わない同じ時に、秩父丸の労働者が、何千哩 も離れた北の暗い海で、割れた硝子屑 のように鋭い波と風に向って、死の戦いを戦っているのだ! ……学生上りは「糞壺 」の方へ、タラップを下りながら、考えていた。 「他人事 ではないぞ」 「糞壺」の梯子 を下りると、すぐ突......
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酢っぱくって渋くって泡の立つ葡萄酒のような、コクの強い、野蕃な海
梶井基次郎 / 海 断片
海は気むずかしく荒れて
林芙美子 / 新版 放浪記
ヒューヒューと風の叫び、その風に波がしらを折られる
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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心にかぶさるような波の音
阿川 弘之 / 夜の波音 amazon
蝌蚪(おたまじゃくし)の尻尾のように、入り江のどん詰まりが急に細くなる
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
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ドドドウと舷 を打つ重い濤音とともに、ギギギと船全体を軋ませ、ぐうっと右にロールした。
宮本百合子 / 伸子
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