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何だか穴の明いた風船玉のように一度に萎縮いしゅくする感じが起る
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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......ら、ええ駄目ですともと答える。すると君不思議な事にはその時から急に悪寒おかんがし出してね」 「奥さんがですか」と寒月が聞く。 「なに細君はぴんぴんしていらあね。僕がさ。何だか穴の明いた風船玉のように一度に萎縮いしゅくする感じが起ると思うと、もう眼がぐらぐらして動けなくなった」 「急病だね」と迷亭が註釈を加える。 「ああ困った事になった。細君が年に一度の願だから是非かなえてやりたい。平生いつも叱り......
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ぞわりと足元が寒くなる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ胸騒ぎ・嫌な予感悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
視線を逃がした。
岡本かの子 / 金魚撩乱
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(恋をしていた時の気持ちを思い出す)はっと気づくと、突如頭がクリアーになっていた。ずーっと目の前を 覆っていた霧が晴れたような感じだった。なにが起こったのかわからなかったけれど、ああ、昔は世の中がこんなふうに見えていたのか、と私は思った。  昔?  そう、彼に出会ったころ、私は人生のすべての味をかみしめるような気持ちでいつもいた。  デートの約束をした晴れた朝の切なさ。  2人でいられる短い時間の風の匂い、歩く速度すら速すぎて、流れていくようだった街並の角度。  ガラス、アスファルト、ポスト、ガードレール、自分の 爪。店のショーケース。  ビルの窓に光る 陽 の光。すべてを細胞に刻み込む勢い、何もかもに勝てる確信。  勝つために、忘れてしまわないために時の一粒一粒を 慈しみ、情報として体に取り込もうとする働き。  恋によってあふれたエネルギー、見開かれた 眼。  あのときそのままに美しかった。美しい。何もかもがよく見えて、はっきりしている。一つ一つのものが、香り立つようにその存在の輪郭を 際立たせる。  おなかのほうからわくわくした気持ちが 湧いてくるのが感じられた。目を閉じると目の前にマーブルのように 渦巻くエネルギーの流れが見えた。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ爽快・すっきり・清々しい気分病気が治る・元気になる・快復恋愛・恋する・恋心
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