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日溜まりに坐っていると急に汗が 滲んできたが、体の底には寒気があった。夜、また熱が出るかもしれないと信雄は思った。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:25% 作品を確認(amazon)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
発熱
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前後の文章を含んだ引用
......また水を汲んでくるのである。少年が川の水を汲みあげてズック靴を洗ってくれた。信雄は流れてきた西瓜の皮をぼんやり眺めながら、されるままになって足を投げだしていた。日溜まりに坐っていると急に汗が滲んできたが、体の底には寒気があった。夜、また熱が出るかもしれないと信雄は思った。 少女が信雄の足の指をそっと開き、ちろちろ水を注いだ。ここちよかった。信雄は、こそばい、こそばいと大袈裟に身を捩ってみせた。そしてそのたびに笑い返してくる少女の......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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武内のあの視線が雪見にうそ寒い空気を運んできていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
水を浴びせられたようにゾッとしました。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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熱のせいで目には透明の膜が張っている。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
一瞬、熱にうかされた頭で、何が現実にあったことなのかわからなくなった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
額にのせた濡布も、瞬時にして、湯に入れたようにあつくなってしまう
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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縮んでびくびくしていた
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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