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いままでの渋滞の憂さを晴らすかのように思い切りスピードを出して
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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加速する・スピードを上げる
渋滞
車が走る
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前後の文章を含んだ引用
......をさすると、気持ち良さそうに目をつむった。 渋滞を抜けて山道に入ると、少しだけ開け放した車窓から冷たい山風が入ってきて、周りが冬枯れの木々の風景に変わる。隆大はいままでの渋滞の憂さを晴らすかのように思い切りスピードを出して、カーブの多い山道をぐんぐん登る。危ない、と止めたくなったが、彼が車の運転がうまいことは知っていたし、もう三時間もずっと渋滞のなかを運転してくれたのだから、これ......
単語の意味
憂さ(うさ)
憂さ・・・気持ちがスッキリしないこと。モヤモヤしたつらい気持ち。「憂さを晴らす」
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加速する・スピードを上げるの表現・描写・類語(時間・スピードのカテゴリ)の一覧 ランダム5
宙に浮くようなスピード
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
スピードがさらに上がった。ぐん、と反動のついたような加速とともに
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
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渋滞の表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
東名高速に入線して、すでに一時間以上が経過したものの、走行距離はわずか五キロ弱といったところだった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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二十分で行ける道程が、土曜日曜には二時間もかかった
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
特別急行列車は満員のまま全速力で馳せていた。沿線の小駅は石のように黙殺された。
横光 利一 / 頭ならびに腹 amazon
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(世界の終わり)時間がぴたりと止まり、世界はそこで終結した。地球はゆっくりと回転を止め、すべての音と光が消滅した。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
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地上には確実に春が来ていた。懐かしい春の匂いがした。地球は辛抱強く律儀に太陽の回りを公転しつづけるのだ。宇宙の神秘。僕は冬が終わって春が来る度にいつも宇宙の神秘について考える。どうしていつもこう同じ春の匂いがするのだろう、と。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
ついさっきここで目覚めたような気がするのに、もう一日という時間が過ぎていったのだ。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
月の光の具合からするとたぶん(夜中の)二時か三時だろう
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
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