TOP > 人物表現 > 顔 > 顔色が悪い・顔が青ざめる
TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > 怒りの表情
TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > 驚いた表情
只さえ青い顔が見る間に血の気 を喪 って白堊 のように光りを失った額のまん中に青筋が二本モリモリと這い出した。憤怒とも驚愕とも形容の出来ない形相
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
怒りの表情
顔色が悪い・顔が青ざめる
驚いた表情
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......。その時に呉一郎の唇がムズムズと動いた。 「……知っています。僕のお父さんです」 ……と……。けれどもこの言葉が終るか終らぬかに変った若林博士の表情の物凄さ……只さえ青い顔が見る間に血の気 を喪 って白堊 のように光りを失った額のまん中に青筋が二本モリモリと這い出した。憤怒とも驚愕とも形容の出来ない形相 になったと思うとヒクヒクと顳 を震わしつつ正木博士を振り返った。今にも噛み付きそうな凄まじい眼色をして……。 併 し正木博士はそんな事には気が附かぬかのように、四方 ......
単語の意味
憤怒(ふんど)
白堊・白亜(はくあ)
憤怒・・・とても怒ること。「ふんぬ」とも読む。
ここに意味を表示
怒ったときの表情の表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
黙したまま顔面を怒りでブルブルと震わせた。唇を半開きにして、 忙しなく口呼吸している。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
顔色が悪い・顔が青ざめるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
驚いた表情の表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
思いがけない朗報である。隣では殿村が瞬きすら忘れた顔で、神谷を見ている。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
真底から呆れたように口を半ば開いたまま
円地 文子 / 渦 amazon
人形の魂が注入されて行くような、奇跡を目の当たりに見ているような表情の変化
阿久 悠 / 瀬戸内少年野球団〈上〉 amazon
このカテゴリを全部見る
「慨」の言葉を含む怒りの表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
憤怒の感情があとからあとから湧いてきた。はらわたが煮えくり返るとはこのことだ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「怒り」カテゴリからランダム5
何かすさまじい争闘が今にもありそうで
林芙美子 / 新版 放浪記
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
赤い顔をして仁王立ちになっている父の権幕
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
吊りあがった両の目が血走って、玩具屋で買ってきた狐のお面のような顔に見える
井伏 鱒二 / 遥拝隊長・本日休診 amazon
「驚き」カテゴリからランダム5
小さく「あ」と言っているような唇
向田邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
はっと雪子が顔を上げた。教師に突然、名指しされた生徒のようだった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
鳩尾(みぞおち) の奥に鈍痛を感じた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
「顔」カテゴリからランダム5
大きく髪を結っていた。それが卵形の凛々しい顔を非常に小さく見せながらも、美しく調和していた。
川端康成 / 伊豆の踊子 amazon
鷲のような肉食鳥のタイプの顔
萩原 朔太郎 / 帰郷者 amazon
化粧を落としたなんともいえん植物のような顔
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
怒り の表現の一覧
表情・顔に表れた気持ち の表現の一覧
驚き の表現の一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
顔 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ