TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 萎縮・体を縮める
塩をまかれたナメクジのように萎縮するばかりであった。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
萎縮・体を縮める
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
蛞蝓(なめくじ)
蛞蝓・・・マイマイ目の有肺類。カタツムリに似ているが、殻が退化し無くなった巻貝。腹面全体の伸縮によりゆっくりと這(は)い進み、這った跡には粘液の筋が残る。湿ったところに住み、塩をかけると体内の水分が出て、溶けたように小さくなる。野菜などの害虫。三すくみの伝承では蛇に勝ち蛙に負ける。
ここに意味を表示
萎縮・体を縮めるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人に捕えられた蜘蛛 のように身を縮めた。
夢野久作 / あやかしの鼓
十和子は突然奇妙な収縮感覚に襲われる。どんどん縮んでいって文具売り場の陳列ケース内の一本のシャープペンシルになってしまいそうな気がする。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
海老のように身を縮めて
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
鋭敏な馬の皮膚のようにだちだちと震える青年の肩
有島武郎 / 或る女
うっかりすると、すぐ身体が腑 が抜けたようになる
岡本かの子 / 雛妓
全身に冷水を浴びせられたように悸然(ぎょっ)とした。
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
怖れを顔いっぱい漂わせて黙りこみました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
「恥ずかしい」カテゴリからランダム5
物慣れない処女 のようにはにかんで
有島武郎 / 或る女
途中でここまでと、ジャリーラが照れ笑いを浮かべて曖昧に止める
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
なんだ、あいつ挿絵なんか描いているのかと冷笑されるのを、その絵で押返したい気負いがあった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
私の本箱にはだいぶ恋の字がならんでいる。
林芙美子 / 新版 放浪記
まるではしけに打ち寄せる波のようにやって来ては去っていった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
夜空に向かって体を思いっきり伸ばす。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
恥ずかしい の表現の一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ