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自分の異常な動悸を感じていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がる
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前後の文章を含んだ引用
......う訊こうとして言葉を呑み込んだ。明らかに違う。雪見がそんなところに隠れているわけがないし、カーテンのふくらみの大きさは男の身体のそれだ。 尋恵はただ立ち尽くし、自分の異常な動悸を感じていた。 突然……。 カーテンが音もなく広がり、目の前に迫ってきた。 悲鳴を上げるのと同時に、尋恵は胸に重い衝撃を受けて背中から倒れ込んだ。* この日の午前中、勲は昨日......
単語の意味
動悸(どうき)
動悸・・・心臓がいつもよりドキドキすること。自分で感じられるほどの、強い胸の鼓動。
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動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
さっきまでいい調子で物事を制していた心臓は体中の皮膚の裏をいやな音をたてて走り回るので、女はのんきなしましまを渡り終えるまでに何度か立ち止まらなければならなかった。
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
(助かるばい。助かるばい) 勝呂の胸の鼓動も心の呟きも速度をました。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
心臓はたしかに平時よりも烈しく鼓動して
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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髪の逆立つほどの戦慄
太宰治 / 人間失格
青ざめて石膏のような顔は別人のよう
深沢 七郎 / 千秋楽 amazon
体の内部にも何ものかが、手をさし入れて、内から、かすかに彼の肉を引きかいているような痛みを交えた不安が、彼の背骨を沿うて下から上ってくる。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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びっくりしたようにまた引っ込めて
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
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穴から出てきた蟹ほどに向こう見ず
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
からだは激しい痙攣 に襲われたように痛ましく震えおののいていた。
有島武郎 / 或る女
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