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(階段を)時ちゃんが酔っぱらったような大きな跫音 で上って来た。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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足音・靴音
階段をのぼる・おりる
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前後の文章を含んだ引用
......せているので、頭の地がかゆくて仕方がない。帰って来る人が淋しいだろうと、電気をつけて、紫の布をかけておく。 三時。 下のお上さんのブツブツ云う声に目を覚ますと、時ちゃんが酔っぱらったような大きな跫音 で上って来た。酔っぱらっているらしい。 「すみません!」 蒼 ざめた顔に髪を乱して、紫のコートを着た時ちゃんが、蒲団の裾にくず折れると、まるで駄々ッ子のように泣き出してしまった。......
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足音・靴音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜道に足音が響いている。自分の存在感を刻み込むような嫌な足音だった。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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小鳥の羽根が一枚、抜け落ちる音さえ聞き逃さない。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
松影に声は距 てられながら
岡本かの子 / 雛妓
江戸川の水を往復する通運丸の牛が吼えるような汽笛も身に沁みて
長塚 節 / 土 amazon
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神主が歩くような風にしずしずと座敷を出て行く
内田 百けん / 冥途 amazon
羽根でも生やしたかのように軽快に銀行に向かっていく
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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子供をあやすように撫で
宮本百合子 / 伸子
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