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小さな音・不鮮明な音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
先ほどから人の声が自分の 耳朶 をかすめていることに気づいた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
彼女の声はジャン・リュック・ゴダールの古い白黒映画の 台詞 みたいに、ぼくの意識のフレームの外から聞こえてきた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
綿で包んだような音がかすかにしている。
梶井基次郎 / 城のある町にて
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(合唱曲「ひとつの朝」)最後になるに従い、歌も演奏も壮大に深まっていく。今まで重ねてきた歌詞やメロディの力で曲は広がり、解き放たれたように歌が終わる。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
尖った小さな耳はすべての音を聞きとりたいという清らかな望みに澄まされていた……。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「誰だ?」上を見上げた。――それが「誰だ――誰だ、――誰だ」と三つ位に響きかえって行く。
小林多喜二 / 蟹工船
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