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綿のように疲れはてた。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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疲れる・疲労感
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前後の文章を含んだ引用
......って降りるにゃ、二十両が関の山なんだ」 「結構結構。それだけあれば一時のしのぎはつくからなあ」 番交代を待ちかねて、蔵六は、家へ帰って行った。 心も体も、雲霧は、綿のように疲れはてた。といって、眠気もささない。頭の中はあの土蔵の闇を詰めて来たように、混濁 している。――消そうとすればするほど、薄命な女の死に顔や、因果な子の乳の香が、そこらに、ち......
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疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
心身の疲労から眼を 開いていられなかった。節々妙に力が抜け、身動きも出来ぬ心持だった。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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酒の味を食事とともに楽しみ、精神のほどよいほぐれ具合いを良しとする人にアル中は少い。そういう人たちは酒を「好き」ではあるけれど、アル中にはめったにならない。 アル中になるのは、酒を「道具」として考える人間だ。おれもまさにそうだった。この世からどこか別の所へ運ばれていくためのツール、薬理としてのアルコールを選んだ人間がアル中になる。肉体と精神の鎮痛、麻痺、酩酊を渇望する者、そしてそれらの帰結として「死後の不感無覚」を夢見る者、彼等がアル中になる。これはすべてのアディクト(中毒、依存症)に共通して言えることだ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
神秘な生命力を流し込まれるかのように、見る見る元気になる
川端 康成 / 掌の小説 amazon
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