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鼻から抜ける息に唸るような声が混じった。それは目覚める時の合図だった。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:84% 作品を確認(amazon)
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寝起き・目が覚める
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......、枕元のテーブルに一個、洗面台の棚に一個、リンゴを置いた。さえはリンゴのにおいが好きだった。味覚は失ったけれど、嗅覚は忘れないでいるかもしれない、と思ったのだ。鼻から抜ける息に唸るような声が混じった。それは目覚める時の合図だった。目を開いた時、わたしの姿が一番に映るように顔を近づけた。けれどさえは目蓋を重そうに痙攣させて、頭の位置を少しずらせた後、また眠りに落ちてしまった。 ──やっぱり......
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少しでも眠ったのがよかったらしく頭痛も、熱もほとんど治まっていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
寝息が響いて、いびきも、歯ぎしりも。でもみんなすうすうと寝ている。
吉本 ばなな「アムリタ(上) (新潮文庫)」に収録 amazon
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