TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 寄り掛かる・もたれる・身を預ける


カテゴリ検索 単語の意味
「陽が熱いと目を開けていられない。まるで眠いみたいに。」  と言って萃(人名)が私の背中にもたれた。小さくて熱く、手のひらの中の小鳥のような感触の頭だった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:56% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
寄り掛かる・もたれる・身を預ける
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......光って波だっていた。「うん。」 ぎらぎら照りつける陽は私たちの尻の下のコンクリをあたため、すべてに真っ白く反射していた。川の水はどうどうと激しい音をたてていた。「陽が熱いと目を開けていられない。まるで眠いみたいに。」 と言って萃が私の背中にもたれた。小さくて熱く、手のひらの中の小鳥のような感触の頭だった。「暑苦しいわね。」 とは言ったが、おなかがいっぱいなのと面倒なので、動かなかった。「うーん、眠い。あら、陽にすけると私の髪って金髪。」 萃がひとりでしゃべってい......
単語の意味
熱い(あつい)
背中(せなか)
手の平・掌(てのひら)
熱い・・・1.温度が高いと感じる。
2.気持ちが高まった状態である。関心を寄せている。「今B級グルメが熱い」
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
手の平・掌・・・手首から先の、物を握ったときに内側になる面。掌(たなごころ)。
ここに意味を表示
寄り掛かる・もたれる・身を預けるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
壁に蝙蝠のようにペタリと倚(よ)り添った女
行路難(正木不如丘)「大衆文学大系〈10〉田中貢太郎,正木不如丘 (1972年)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
せっせと豚のように食っている
林芙美子 / 新版 放浪記
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分