ただ雷が鳴っているというだけではない。それは確実に我々の周りの大地に突き刺さり、山を揺るがし、巨木を裂き、天空に切り結んでいるのだ。
村上春樹 / 遠い太鼓 作品を確認(amazon)
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雷の音・雷鳴
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単語の意味
切り結ぶ・斬り結ぶ(きりむすぶ)
天空(てんくう)
切り結ぶ・斬り結ぶ・・・互いに刀の刃をぶつけ合うようにして激しく切り合う。激しく争う。
天空・・・空。大空。
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遠くからまっすぐに響いてきた雷鳴がうちの屋根の真上で破裂し、その名残りが消えないうちにもう次の雷が破裂していた。次から次へと重なりあう雷鳴は、手でつかめそうなくらい近くに聞こえた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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ル、ルン。 黒い電話機がベルを鳴らした。
阿刀田 高 / 狂暴なライオン「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
道の左手から気まぐれな風がやってきて、積もった落葉にさざ波をたてながら右手に去っていった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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