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トミ子のつつましいところが気に入っていた。余分な電気をつけておくのを 勿体ながり、夕方は、かなり 手許 が暗くなるまでスイッチをひねらなかった。
向田邦子 / だらだら坂「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:45% 作品を確認(amazon)
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慎ましい・しおらしい人
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前後の文章を含んだ引用
......校卒の叩き上げである。 お茶だ料理だと稽古事に血道を上げ、そっちで知り合った友達から電話がかかると、気取った調子で長話している女房の声も聞かなくて済む。 庄治はトミ子のつつましいところが気に入っていた。余分な電気をつけておくのを勿体ながり、夕方は、かなり手許が暗くなるまでスイッチをひねらなかった。 甘いと保証されて買った西瓜が水っぽかったといって、庄治から食べかけを取り上げ、坂の下の八百屋まで交渉に出かけ、新しいのと取り替えて来たりする。「甘くなかったん......
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手元・手許(てもと)
手元・手許・・・1.手のもと。手の届くあたり。手近。自分のそば。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
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何を話しても生気がなく面倒くさそうだった
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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