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ぼくはいやな汗をかいて目を覚ました。湿ったシャツがべっとりと胸にはりついていた。身体がだるく、脚がむくんでいた。まるで曇り空をそのまま飲み込んでしまったような気分だ。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:38% 作品を確認(amazon)
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(目が覚めて)寝覚めが悪い
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前後の文章を含んだ引用
......ための技量をも持たなかった。依って立つべき柱もなかった。ぼくらは限りなくゼロに近かった。ひとつの無から別の無への段差を流されているだけのちっぽけな存在だった。 ぼくはいやな汗をかいて目を覚ました。湿ったシャツがべっとりと胸にはりついていた。身体がだるく、脚がむくんでいた。まるで曇り空をそのまま飲み込んでしまったような気分だ。よほど顔色が悪かったのだろう。ラウンジの係員の女性が通りがかりに「大丈夫ですか?」と心配そうにぼくに声をかけた。「大丈夫。暑気あたりしただけだから」とぼくは言っ......
単語の意味
曇り空(くもりぞら)
身体(しんたい)
胸(むね)
足・脚・肢(あし)
曇り空・・・曇っている空。
身体・・・人のからだ。肉体。
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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