何者かが身を潜め、じっと闇の中でこちらをうかがっている気配がする
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人の気配
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単語の意味
潜める(ひそめる)
潜める・・・隠す。声などを、人に気づかれないようにする。
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人の気配の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(侵入者の気配に気づく)二人が音も立てずに靴を脱いだ時、急に濃度の上がった空気に息苦しさを感じて目を覚ましたのだ。彼は、甘く重苦しい空気が垂れ幕のように胸に覆い被さるのに我慢できずに、水を飲もうと起き上がった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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「人の印象」カテゴリからランダム5
何をしてもチャーミングに見えてしまうだけのことなのだ。ちょうど何に手を触れてもそれが黄金に変わってしまうあの伝説の王様のように。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
水を得た魚のように飛び回っている
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
「雰囲気・空気」カテゴリからランダム5
(閉店後のバー)換気装置やエア・コンの音も消えている。長い年月をかけて床や壁に浸みこんだ匂いだけが微かに空気の中に漂っていた。 《…略…》客席の空気は暗がりの中で幾つかの層にわかれたまま淀んでいるようだった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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