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(食パンは主食)ではなぜ日本人が、食パンなかんずくトーストをば、半分に切らないで、あまつさえ厚切りにして、そのまま食卓に供するかといえば、それはわれわれにとって、食パンが主食だからだ、と私は考える。日本人にとっての主食というものは、原則的にある程度のボリュームがあって、おかずとは切り離して、そのものだけを独立的に口にいれてもぐもぐ噛んで食べよ、とこういう風に私たちは小さい時から教わるわけである。
林 望 / イギリスはおいしい 作品を確認(amazon)
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パン
味や料理の分析・哲学
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単語の意味
供する(きょうする)
供する・・・捧げものをする。提供する。差し出す。
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ホットケーキよりひとまわりは大きい卵色のパン
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ケシの実のついたアンパンを取って食べる。紫色のあんこが柔らかくて馬鹿にうまい。
林芙美子 / 新版 放浪記
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濃い味、脂ぎった味、極端に辛い味、甘いは、本当の味とはいえない。真実の味とは「淡」である。
藤井宗哲・藤井まり / 魂の食 SOUL FOOD amazon
「若いうちこそ美容院に通い、衣裳店をめぐり、それで男の心をつなぎとめていても、年をとってくると、みんな急にお料理に熱を上げる。ダンナさまを家につなぎとめるものは、おいしい料理だけだから……」
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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紙ねんどのような味のするロールパン
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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