夜、ゆで卵を食っている。ホクホクと食っている。黄身のところが、少し腐った西陽みたいな味がして、ああ、うまい。
辺見 庸 / ゆで卵 作品を確認(amazon)
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ゆで卵
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ゆで卵の味、おいしさを伝える表現・描写(卵のカテゴリ)の一覧 ランダム5
音もさせないで玉子をのみこむように食べた。
林芙美子 / 新版 放浪記
僕は断然かたゆでが好きだ。あのほろほろっと崩れる、きめの細かいひよこ色を食べるたびに、こんなに完璧な食べものがあるものかと思う。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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フォークの先から、半熟の卵が黄色い血液のようにぽたぽたと落ちる。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
たべるとスフレは口の中でとける。お料理というよりおいしいお菓子のようだった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
スパニッシュオムレツは、トマト、ピーマン、玉ねぎが入っていた。玉子を3コ使って、ふんわりと大きく焼いてあり、お皿もあたためてあった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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