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まだ夕のほのかに薄紅のただようているような空
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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夕方
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前後の文章を含んだ引用
......町の方に坂道を上って行った。ああ、しかし、何故、俺はここを上って行くのだろうか。これは、志津子の家の前に出る道ではないか……でこぼこのある悪い道を上って行くと、まだ夕のほのかに薄紅のただようているような空の中に、富士見町教会の高い尖塔が、突っ立っているのが見える。「天国へか、神への憧れか?」と彼はちらと思う。が、現在の彼には、憧れなどという言葉は、全く存在するは......
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薄紅(うすべに・うすくれない)
薄紅・・・1.(うすべに・すくれないと読んで)薄い紅色。薄いくれない色。淡紅。
2.(うすべにと読んで)薄くつけた口べにや頬べに。
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