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何か背すじへぞっと感じてくる度に、風邪 をひきそうな心地がして
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:88% 作品を確認(青空文庫)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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前後の文章を含んだ引用
......の方にかがみ込んでいた鮎川部屋の者たちは、かじかんだ手に息をかけて、待 ち焦 れていた。 「どうしたんでしょう、先生」 賛之丞も、手足の指の痛むような冷たさと、時々、何か背すじへぞっと感じてくる度に、風邪 をひきそうな心地がしていた。 「不思議だなあ、物音一つして来ない」 「もう、お稲さんが見に行ってからだって大分になりますぜ」 「左様さ……」と、賛之丞は唇をかみしめて、張りつめている態度の......
単語の意味
背(せ)
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何だか穴の明いた風船玉のように一度に萎縮 する感じが起る
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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「心」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
心の髄 にまで怯 えを持った
岡本かの子 / 渾沌未分
(恐怖のドキドキ)心臓が胸の中で鋭い信号音をたたき出している。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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山崎が、メガネの奥の瞳を不安に揺らした。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
女は。 竦 んだきりだった。 まるで、凍った花みたい。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
突然どこから飛び込んで来たのか知れない不快の念のために葉子の胸はかきむしられた。
有島武郎 / 或る女
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冷えれば、しもやけはじりじりと凍ってきて、重く刺すように痛む
幸田 文 / おとうと amazon
彼はだんだん衰えて行った。ちょうど昔スウイフトの見た、木末(こずえ)から枯れて来る立ち木のように。
芥川 龍之介 / 或阿呆の一生「河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)」に収録 amazon
私は何日も悪くなった身体を寝床につけていなければならなかった。
梶井基次郎 / 冬の蠅
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