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小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
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絶望・希望がない
悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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前後の文章を含んだ引用
......くのはイヤだ、イヤだってしてるようでな……眼に見えるようだ」 ――漁夫が漁から帰ってきた。そして監督の「勝手な」処置をきいた。それを聞くと、怒る前に、自分が――屍体 になった自分の身体が、底の暗いカムサツカの海に、そういうように蹴落 されでもしたように、ゾッとした。皆はものも云えず、そのままゾロゾロタラップを下りて行った。「分った、分った」口の中でブツブツ云いながら、塩ぬれのドッたりした袢天 を脱いだ。
八
表には何も......単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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絶望・希望がないの表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(わが子が)「治らない」、つまりは 助からない、と知った時、里枝は、目に見えない何か乱暴な手に口を塞がれて、そのまま 鷲 摑 みにされたように、まったく息が出来なくなってしまった。体の内側が火がついたように熱くなり、また氷を詰め込まれたかのように冷たくなって、両手足を奇矯に擦り合わせながら、ただ泣くばかりだった。 その時、自分の体が何をしようとしていたのか、里枝は今ではわかる気がした。 そのまま、もう何もわからなくなるまで、狂ってしまおうとしていたのだった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
松毛虫をつまんだようにぞっと背すじへ走る
森田 たま / もめん随筆 amazon
有島武郎 / 或る女
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坐っている場所が沈んで行くように思った。
宮本百合子 / 伸子
首をひねられた鶏のように、首をガクリ胸に落し込んで
小林多喜二 / 蟹工船
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抵抗不可能な疲労感に捕らえられてしまう。これ以上動くことも考えることもしたくない。その場にしゃがみ込んでしまいそうになるのを、なんとかベンチまで戻り、腰を下ろす。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
肩が無闇と凝った。頭が重く、首筋を握ると、ジキジキと気持の悪い音がした。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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