TOP > 人物表現 > 睡眠・眠る・寝る > 眠りに落ちる・寝つく
闇を見つめて悶々としているうちに、じりじり時間がたっていく。 夜中の一時近くなって、やっと眠気の尻っ尾をつかんだような気がした。それを慎重にたぐり寄せていく。ドブネズミのようなその長い尾を引いていくと、その先に短い夢があった。灰色の淋しい街の風景のような、一瞬の夢。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
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単語の意味
悶々(もんもん)
風景(ふうけい)
尻・臀・後(しり)
悶々・・・非常に悩み苦しむこと。もだえ苦しむこと。また、そのさま。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
風景・・・自然の景色。目の前に広がる眺め。その場の情景。
尻・臀・後・・・1.腰のうしろ下部で、肉が豊かについている部位。座るときや腰をかけるときに下に位置するところ。肛門(こうもん)と尾てい骨がある辺り。尻(けつ)。臀部(でんぶ)。御居処(おいど)。
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
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目を閉じると待ちかねていたように無力感が音もなくその空白を満たした。とても手際良く、素早く。それからゆっくりと眠りがやってきた。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
ベッドに寝かせられると一分ほどで眠りにはいった。エレベーターで際限なく降りていくような落下感があった。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
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岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
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