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(会話を)なにか無理矢理中断したような、おさまりの悪い空気が残った。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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居心地が悪い
雰囲気が悪い・重苦しい空気
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前後の文章を含んだ引用
......より長いんでしょう? 多少口数多くなったって、当然じゃないかな?」「もう眠らなければ──」「その方が、よければ──」「ええ──」「そうしましょう」「ええ──」 なにか無理矢理中断したような、おさまりの悪い空気が残った。 まだ修復作業の音が聞えている。「失礼──」と私はいった。「は?」「眠る前に、溲瓶を使います」「はい」「すみません。こういう時の作法が分りません」「こんなこと、......
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一秒でもいい、一秒でも早くこの場を逃れ出たいと云う気分に 被われて
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
閉じ込められているように、息が詰まっていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
ラブホテルの内壁は、コンクリートにそのまま壁紙を張ったような、息がつまる部屋だった。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
自分の裡に起こった何故か跋 の悪いような感情
梶井基次郎 / 冬の日
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雰囲気が悪い・重苦しい空気の表現・描写・類語(雰囲気・空気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あたりの空気が重みをもっていて、四方から圧し縮まってくるような息苦しさ
山本 周五郎 / 髪かざり amazon
店のざわめきが瞬間冷凍されたみたいにぴたりと止み
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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若い豹の毛皮にでも包まれているような、精悍で優婉な肌触りの空気
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集〈4〉 (ちくま文庫)」に収録 amazon
ガラスのように固い空気なんて突き破って行こう
林芙美子 / 新版 放浪記
空気はどことなくピリピリしていて、ちょっと力を入れて蹴とばしさえすれば大抵のものはあっけなく崩れ去りそうに思えた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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