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むずかる子供のように地だんだを踏んで
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:35% 作品を確認(青空文庫)
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地団駄を踏む
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前後の文章を含んだ引用
......うに葉子のほうを見守っていた。先刻から手持ちぶさたそうにただ立って成り行きを見ていた五十川女史は思いきって近寄って来て、若者を葉子から引き離そうとしたが、若者はむずかる子供のように地だんだを踏んでますます葉子に寄り添うばかりだった。船首のほうに群がって仕事をしながら、この様子を見守っていた水夫たちは一斉 に高く笑い声を立てた。そしてその中の一人はわざと船じ......
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むずかる子供のように地だんだを踏んで
有島武郎 / 或る女
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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どっと笑い崩れた
夏目漱石 / 吾輩は猫である
やがてすすり泣きが聞こえてきた。最初それが彼の口から聞こえているとは気付かず、部屋のどこかで壊れたオルゴールが鳴っているのかと錯覚したほどだった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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