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左手の五本の指のうち、中指と薬指とが弾丸の破片のために根元からもぎとられて指が影絵の狐のように三本しかなく
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......出している彼の小形の顔の上に、ちらと困惑の表情が浮かんだ。が、下宿の主婦は、彼が他の下宿人とはちがって、しっかりした鼻隆をもった整った顔立ちをしてはいるが、その左手の五本の指のうち、中指と薬指とが弾丸の破片のために根元からもぎとられて指が影絵の狐のように三本しかなく、その上無口でどこか一風かわった扱いにくい人間であるということなど、いまは全く思い付かないかのように、彼の手をとって廊下の奥の方へ引っぱって行こうとした。と彼の......
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左手(ひだりて)
薬指(くすりゆび・やくし)
中指(なかゆび・ちゅうし)
狐(きつね)
左手・・・1.左の手。 ⇔ 右手(みぎて)。
2.左の方向。左側。
薬指・・・中指と小指の間の指。語源は、昔、五本の指の中で一番使用頻度が少なく、一番清潔な指とされ、薬を水に溶かすときや塗るとき、舐めるときに使われていたため。また、薬師如来が右の第四指を曲げている事に由来するという説もある。
第四指(だいしし、親指から四番目のため)。無名指(むめいし)。お姉さん指(おねえさんゆび)。薬師指(くすしゆび)。名無し指(ななしゆび)。紅差し指(べにさしゆび)。紅付け指(べにつけゆび)。環指(かんし)。
中指・・・手足の五本の指のうち、真ん中にある指。丈高指(たけたかゆび)。高高指・高々指(たかたかゆび)。第三指(だいさんし、親指から三番目のため)。
・・・1.イヌ科の哺乳動物。全形は日本犬に似ていて、やや細長い獣。口が突き出ており、顔は面長で尖る。尾は太く長い。毛はいわゆる狐色で、飼育品種には銀・黒などもある。日本では人をだますとされ、ずるいものの象徴にされてきたが、稲荷神の使いでもある。霊力をもつ動物として説話や俗信が多い。
2.(狐は人をだますとされてきたことから)巧みに人をだます人。悪賢い人。
3.油揚げを使った料理にいう。きつねうどんなど。
4.きつね色の略。薄いこげ茶色。
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