大きな 身体 を揺すって笑った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:7% 作品を確認(amazon)
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笑う
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前後の文章を含んだ引用
......謙作はちょっと困った。彼は自分で自分の顔の赤くなるのを感じながら、「僕は好きだ。然し若し君が好きなら、僕は遠慮するよ。それが出来る程度だから」と云った。 竜岡は大きな身体を揺すって笑った。そして、「その遠慮は要らないよ。第一僕はもう二タ月すればむこうへ行ってしまうんだ」と云った。「うん」「然しそれはよかった」竜岡は尚にこにこして云った。「この間君......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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暗澹たる光に包まれて時雨がざあと来る
長塚 節 / 土 amazon
二人は同じような笑いを感受しあって
林芙美子 / 新版 放浪記
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有島武郎 / 生まれいずる悩み
滅茶苦茶に手足をゆらめかしたが、まるで海月(くらげ)、漂っていると言った方が当っている
北 杜夫 / 牧神の午後・少年 (1977年) amazon
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若い女の自然な笑いではない。死にかけた鳥が叫んでいるみたいだ。
日野 啓三 / 夢の島 amazon
体を二つ折りにして笑った。
向田邦子 / 花の名前「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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