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洋子は、窓の外を見るともなしに眺めた。対岸のニュージャージーまで、川の幅だけ夜の闇が領していて、そこに来客たちの姿が断片的に映っている。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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窓に映る自分や室内
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前後の文章を含んだ引用
......いうもの、株価は鰻登りに回復し、今週ようやく一〇〇〇〇ドルを超えた。今宵はそれを祝うために、世間の顰蹙の目を逃れて、秘密の〝魔女の夜宴〟に興じているのだった。 洋子は、窓の外を見るともなしに眺めた。対岸のニュージャージーまで、川の幅だけ夜の闇が領していて、そこに来客たちの姿が断片的に映っている。洋子自身も、なぜかいる。グラスを持っていないと、いかにもパーティーから弾き出されてしまった人のようで、置いてきたのを後悔した。「男ってどうしてあんなに自慢話が好......
単語の意味
領する(りょうする)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
襟・衿・領(えり)
領する・・・自分の領土にする。自分の所有物とする。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
襟・衿・領・・・1.衣服の、首を取り囲む所につけられている部分。また、そこにつける縁どりの布。カラー(collar)。和服では、前で交わる細長い部分やそこにつける布を指す。
2.首の後ろの部分。首筋。うなじ。
3.掛け布団の、首に直接あたる部分にかける細い布。
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