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曇りガラスの格子戸越しに、月の光があった。
向田邦子 / りんごの皮「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
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室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......つ出して、菊男にほうってくれた。 鍵をしめる菊男の気配に、時子は玄関に出ていった。「骨董屋じゃないよ。闇屋だよ」 菊男は、りんごをひとつ、姉にほうってよこした。曇りガラスの格子戸越しに、月の光があった。うす闇というのかうすあかりというのか、その中を赤いりんごが、小さな抛物線を描いて飛んで来た。 菊男は四畳半に引き上げ、時子も隣りの六畳の前と同じ場所にうずくまっ......
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白い光にまみれた教室
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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デパートの窓明かりが歩道を明るく照らし、とぎれなくゆきかう人々の顔も白く輝いて見える。
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野上 弥生子 / 哀しき少年「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
夕暮の光が幾筋か射しこんで、地面にまだらの模様を描く。
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松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon関連カテほこり・風塵・土けむり室内に差し込む光
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