日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 風景表現 > 家・建物 > 塔・高層建築物

TOP > 風景表現 > 店・施設 > 寺・神社・教会

高柏寺の五重塔が森の上へ抜け出して針のようにとんがってる。

夏目漱石 / 坊っちゃん　作品を確認（amazon）

この表現が分類されたカテゴリ

塔・高層建築物寺・神社・教会

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

ここに意味を表示

塔・高層建築物の表現・描写・類語（家・建物のカテゴリ）の一覧ランダム５

闇にそびえるなつかしのマンションは、工事の白幕が張られ、外から見えるすべての窓が暗かった。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ塔・高層建築物工事

講堂の時計塔が霧に包まれ、城のようだった。

大江健三郎 / 死者の奢り　amazon関連カテ霧・かすみ・もや店・建物の佇まい・外観塔・高層建築物

目まいがするほど高い

切り立った崖のような塔

上を見た。夜を突き刺すかのように、見張り台がそびえている。

伊坂幸太郎 / オーデュボンの祈り　amazon

このカテゴリを全部見る

寺・神社・教会の表現・描写・類語（店・施設のカテゴリ）の一覧ランダム５

（本堂の）堂内は、気味の悪い海峡のように、幾つもの暗流が、渦巻き流れていて

徳永直 / 太陽のない街　amazon

金閣そのものも、時間の海をわたってきた美しい船のように思われた。

三島由紀夫 / 金閣寺　amazon関連カテ店・建物の佇まい・外観寺・神社・教会

船のような大きな賽銭箱（さいせんばこ）

永井荷風 / 歓楽　amazon

大寺院はどんより曇った空にやはり高い塔や円屋根（まるやね）を無数の触手のように伸ばしています。なにか沙漠（さばく）の空に見える蜃気楼（しんきろう）の無気味さを漂わせたまま。

芥川龍之介 / 河童関連カテ曇り空・曇天塔・高層建築物寺・神社・教会

建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代（きだい）の大寺院

芥川龍之介 / 河童関連カテ大きさ寺・神社・教会

このカテゴリを全部見る

「家・建物」カテゴリからランダム５

（漁師の家）竹串にさされた生鰯が、むしろの上にならんで、雨あがりの薄陽がその上に銀を散らしている。

林芙美子 / 新版　放浪記

明るくそのくせ硬そうな白っぽいコンクリートの肌

原田康子 / 挽歌　amazon

太い鉄材の組合せの縞が直（じ）きに平らな肌になり、細く鋭く天を衝（つ）く遥かな上空の針の尖（さき）に豆のような三色旗が人を馬鹿にしたようにひらめいていた。

岡本かの子 / 巴里祭関連カテ旗・国旗・日の丸塔・高層建築物見上げる・空を見る

邸宅は、周辺の慎ましい二階建て住宅を圧倒する存在感を示している

色々の屋台店が道の真中に軒を並べている。

岡本かの子 / 巴里祭

「店・施設」カテゴリからランダム５

汽車がスピードを落としてプラットフォームに到着する

（喫茶店）扉のカウベルが鳴る

関連カテドアのチャイム・呼び鈴カフェ・喫茶・飲食店

ラウンジの大きな窓からは初秋の雨が見えた。雨はあいかわらず音もなく降りつづき、その奥の方に街の光が様々なメッセージをにじませているのが見えた。ラウンジには客の姿は殆んどなく、湿っぽい沈黙があたりを支配していた。

村上春樹 / 象の消滅「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテバー雨の景色、視界初秋

陽のさしている明るい教室で熟睡すると、はっと目覚めたとき一瞬どこにいるのかわからない。さっきフェードアウトしていったのとまったく同じ音量で話し続ける教師の声に気づく。

吉本ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ学校昼寝・居眠り・うたた寝

水鳥はもう寝たのか、障子の硝子戸（ガラスど）を透してみると上野の森は深夜のようである。それに引代え廊下を歩く女中の足音は忙しくなり、二つ三つ隔てた座敷から絃歌（げんか）の音も聞え出した。料亭持前の不夜の営みはこれから浮き上りかけて来たようである。

岡本かの子 / 雛妓関連カテ夜店内の雰囲気料亭

同じカテゴリの表現一覧

家・建物の表現の一覧　

店・施設の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分