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青じろい雲がまるいになって後光のようにかかっている
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:83% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......ああそのときでした。見えない天の川のずうっと川下に青やだいだいや、もうあらゆる光でちりばめられた十字架じゅうじかが、まるで一本の木というふうに川の中から立ってかがやき、その上には青じろい雲がまるいになって後光のようにかかっているのでした。汽車の中がまるでざわざわしました。みんなあの北の十字のときのようにまっすぐに立っておいのりをはじめました。あっちにもこっちにも子供がうりびついたときの......
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後光(ごこう)
後光・・・1.仏や菩薩の背中から放射するといわれる神秘的な光。
2.仏像の後ろにある、”1”をかたどったもの。光背(こうはい)。
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怪物の影のような雲
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
羊の雲の過ぎるとき
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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