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はば広い、牛の啼声なきごえのような汽笛
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:81% 作品を確認(青空文庫)
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汽笛
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前後の文章を含んだ引用
......ないものだ、と云いながら、その「赤化運動」に好奇心を持ち出していた。  嵐の時もそうだが、霧が深くなると、川崎船を呼ぶために、本船では絶え間なしに汽笛を鳴らした。はば広い、牛の啼声なきごえのような汽笛が、水のように濃くこめた霧の中を一時間も二時間もなった。――然しそれでも、うまく帰って来れない川崎船があった。ところが、そんな時、仕事の苦しさからワザと見当を失......
単語の意味
汽笛(きてき)
牛(うし)
汽笛・・・機関車や蒸気船などの、蒸気を吹き込んで音を出す笛。
・・・ウシ科の哺乳動物の総称。古来より、耕作などの労働力としても使われる重要な家畜。体は頑丈で頭に二本の角を持ち、尾は細い。草などを食い反芻(はんすう)する。和牛は黒色のものが多く、朝鮮牛は赤褐色で小形。肉・乳は食用、皮・骨・角などでもさまざま作られる。
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