颯々たる風の音
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風の音
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単語の意味
颯颯・颯々(さっさつ)
颯颯・颯々・・・風が吹くさま。風の吹く音の形容。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
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風の音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
積み上げた杉材の隙間から隙間を、笛に似たやわらかな音を立てて風が抜けていく
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
耳元でぐるぐる捩れながら吹き過ぎていく風の音
宮本輝 / 道頓堀川 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
外部が騒々 しいだけに部屋の中はなおさらひっそりと思われた。
有島武郎 / 或る女
雨音は厚い緞帳(どんちょう)のように戸外をとざしていた。
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
「風」カテゴリからランダム5
ふわふわとしたタンポポの種子のようにエア・コンディショナーの気持の良い風に吹かれながら
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
看板はがたがた音を立てて揺れ、若葉に 彩られた枝も音を立ててずらりとなびいていた。歩道をゆく人々はみな、ごうごう吹き荒れる風に顔をしかめたり、髪を押さえたりしていて、やたら落ち着かなかった。青い空だけがじっと動かずにそういう世間を見ていた。体重が軽い私も、風に押されて飛んでゆきそうなので、必死だった。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
夏の終りを告げるすらりとした風がビルのあいだを滑り抜けて、通勤帰りの女の子たちのスカートを揺らせていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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