背のびでもするように哄笑 した。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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笑う
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前後の文章を含んだ引用
......の第36号の「3」がカンナでけずり落されて、「第六号川崎船」になってしまった。 「これでよし。これでよし。うッはア、様 見やがれ!」監督は、口を三角形にゆがめると、背のびでもするように哄笑 した。 これ以上北航しても、川崎船を発見する当がなかった。第三十六号川崎船の引上げで、足ぶみをしていた船は、元の位置に戻るために、ゆるく、大きくカーヴをし始めた。空......
単語の意味
哄笑(こうしょう)
背(せ)
哄笑・・・その場にいた人が一斉に大笑いすること。大きな口を開けて声高く笑うこと。
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笑うの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
表情がくずれ、声をたてて笑った。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
書物の上へ顔を翳 す
夏目漱石 / 吾輩は猫である
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
女性の好意にみちた眼差しにおもわずほほえみ返したとき、彼女の視線が自分の斜めうしろの人物に向けられていたことに気付いて、行き場のなくなった微笑がそのまま頬に凍りついてしまう
吉行淳之介 / 原色の街 amazon
首をのけぞらせて笑ったりしている。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
ユーモアを讃えるオホホ笑いの霧がたちこめる
島田 雅彦 / 未確認尾行物体 amazon
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