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夜が少しずつあけはじめてきた。今まで闇の塊だったこの囲いにもほの白い光がかすかに差しはじめた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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夜明け
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......らって生きよと言う。もし基督がここにいられたら」 フェレイラは一瞬、沈黙を守ったが、すぐはっきりと力強く言った。「たしかに基督は、彼等のために、転んだだろう」 夜が少しずつあけはじめてきた。今まで闇の塊だったこの囲いにもほの白い光がかすかに差しはじめた。「基督は、人々のために、たしかに転んだだろう」「そんなことはない」司祭は手で顔を覆って指の間からひきしぼるような声を出した。「そんなことはない」「基督は転んだだ......
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燃え立つようなオレンジ色に染まる地平線
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ夜明け地平線・水平線
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夜のしずかな物音をきいていた。虫の音、車両の音、どこかで赤子が泣いている
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
暗い西の空から大空の高い天頂にかけてかすかに光のさまようているような最後の暮の色
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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