(眠っている人の)今にも溶けそうな頬
北 杜夫 / パンドラの匣「牧神の午後・少年 (1977年) (北杜夫全集〈1〉)」に収録 作品を確認(amazon)
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頬の雰囲気
寝顔
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単語の意味
頬(ほお・ほほ)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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頬の雰囲気の表現・描写・類語(頬・ほっぺのカテゴリ)の一覧 ランダム5
鋭い鏝(こて)をあてたみたいに頰がまっすぐ切り立った、若い男の顔
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
頰もイチゴのように赤くてツヤツヤで
湊 かなえ / 罪深き女「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
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寝顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
子供の寝顔で眠っていた。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
上掛けのカバーに涎の染みをひろげて眠りこけている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
男は、べっとりと油ぎった顔色の悪さで、口を開けて眠っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
片方のまぶたから白目が薄くのぞいている。こけた頬に暗い液体のような陰が溜まって、鼾をかいていなければ、さっき蹴り飛ばした当たり所が悪くて死んでしまったと思ったかもしれない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「顔」カテゴリからランダム5
顔色がなえた草の葉のように色褪める
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
顔はバラ色をしている。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
ひとりがすれ違いざまに、 「きれいやなァ」 と叫んだ。すると別の男が、 「さくらんぼみたいや」 と奇声をあげて振り向いた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
おたふくさまそっくりで、少しも深刻味がない。
林芙美子 / 新版 放浪記
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
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やわらかい 生毛 のはえた円い頬
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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