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初冬に入って間もないあたたかい日で、照るともなく照る底明るい光線のためかも知れない、この一劃いっかくだけ都会の麻痺まひが除かれていて、しかもそのえ方は生々しくはなかった。
岡本かの子 / 河明り ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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冬の日差し・光 古い建物の佇まい
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前後の文章を含んだ引用
......横たえているが、陸側は住居附きの蔵構えの[#「蔵構えの」は底本では「蔵構への」]問屋店が並び、河岸側は荷揚げ小屋の間にしんかんとした洋館が、まばらに挟っている。初冬に入って間もないあたたかい日で、照るともなく照る底明るい光線のためかも知れない、この一劃いっかくだけ都会の麻痺まひが除かれていて、しかもそのえ方は生々しくはなかった。私はその横道へ入って行った。  河岸側の洋館はたいがい事務所の看板が懸けてあった。その中の一つの琺瑯質ほうろうしつの壁につたつるが張り付いている三階建の、多少住み古した跡はある......
単語の意味
光線(こうせん)
冴える・冱える(さえる)
初冬(しょとう・はつふゆ)
光線・・・光のすじ。光の線。差してくる光。
冴える・冱える・・・1.光や色、音などに濁りがなくて鮮明に感じられる。
2.寒さが厳しくて身が引き締まる感じである。
3.目や頭、体などの感覚がはっきりして調子がいい感じがする。
初冬・・・冬の初め。陰暦10月の異名。孟冬(もうとう)。
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