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沖へ沖へ低く延びている 三浦半島が遠く 薄暮 の中に光った水平線から宙へ浮んで見られた。
志賀 直哉 / 真鶴「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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岬・半島
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前後の文章を含んだ引用
......しまった。それから彼は一行の行く所へどこまでも従いて行った。 一行がある裏町の飯屋に入った時には彼は忠実な尨犬のように弟の手を引いてその店先に立っていた。 ──沖へ沖へ低く延びている三浦半島が遠く薄暮の中に光った水平線から宙へ浮んで見られた。そして影になっている近くはかえって暗く、岸から五、六間綱を延ばした一艘の漁船が穏かなうねりに揺られながら舳に赤々と火を焚いていた。岸を洗う静かな波音が下の方から......
単語の意味
薄暮(はくぼ)
沖(おき)
薄暮・・・夕暮れ。日が暮れること。
・・・海や湖の岸から離れた所。
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西へ耳のように張り出した半島
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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