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腹でくすぶりはじめた不信感故に沈黙した佃と山崎
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 ページ位置:10% 作品を確認(amazon)
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信頼関係にない・人に対する不信感
黙る・沈黙
ある感情をぼんやりと感じる
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前後の文章を含んだ引用
......わざわざ模型まで持参してきて説明してるのに、ろくに聞きもしないでこの発言である。文章なら理解できるのか、そういいたいのが、顔に出ている。「わかりました、先生」 腹でくすぶりはじめた不信感故に沈黙した佃と山崎に代わり、殿村がいった。「弊社で検討してみます。ありがとうございました」「どうするつもりだ、殿村さん」 弁護士事務所を出、近くの駐車場に入れたクルマに乗り込みな......
単語の意味
燻る・燻ぶる・燻ぼる(くすぶる・くすぼる)
腹(はら)
燻る・燻ぶる・燻ぼる・・・1.火が燃え上がるでもなく、消えるでもない、煙だけ出した状態である。
2.人の状態が好ましくない段階で、留まっている。
3.不平不満を持ったまま、引きこもって過ごす。
4.煙のすすで黒く汚れる。すすける。
2.人の状態が好ましくない段階で、留まっている。
3.不平不満を持ったまま、引きこもって過ごす。
4.煙のすすで黒く汚れる。すすける。
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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信頼関係にない・人に対する不信感の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
自分に対して信用の殻を固く閉じていた
太宰治 / 人間失格
地道が必死に否定するが、その慌てた仕草は、信用できる人間の作法にも見えなかった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
私たち四人は強い信頼関係で結ばれて、大海にこぎ出していかなければならない状態にあるはずなのに、小さな船はただ固まっているだけで、実はどこもつながっていないような、寂しさと不安が込み上げてきます。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
悪魔の背に乗っているように、いつ振り落とされるかわからない
椎名 麟三 / 美しい女 amazon
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黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
そう言ったきり、ぷつりと黙った。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
(深夜の洗面台の前で二人きりになって思い出話)思い出話が終わると、もうお互いに喋る言葉が見つからなかった。二人の間をこぼれ落ちてゆく時間の音が、水の音とすり変わって、夜の果てまで細く連なっていった。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
次に何を聞けばいいのかわからなくなって、口を閉ざした。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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ある感情をぼんやりと感じるの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
なにに対してなのかわからない薄っすらとした焦燥を感じながらも、
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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女は食物をゆっくりと 咀嚼 するときのように丁寧に言葉を切ってしゃべった。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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(恐怖のドキドキ)心臓が胸の中で鋭い信号音をたたき出している。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
母は恐怖から泣きそうな表情をした。
志賀直哉「暗夜行路 (講談社文庫)」に収録 amazon
「人間関係・地位」カテゴリからランダム5
年老いた夫婦のように肩を寄せ合って
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(あやとり)お互いの友情が手から手へ織りわたされるかのようにむつまじく遊ぶ
中 勘助 / 銀の匙 amazon
他人の弱みにつけこんでダニみたいに喰らいつく
宮本 輝 / 夢見通りの人々 amazon
第一次大戦開戦直前の列強関係図みたい(な、かなり複雑な人間関係)
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
「その他の気分」カテゴリからランダム5
(ボーっと歩く)手や足や胴体がそれぞれ勝手に歩行の真似事をしてはいるが、身体の主は不在だとでもいうような頼りなさだ。《…略…》空っぽだ。歩いてくるもののなかに何も入っていない。《…略…》普段の陣治を突き動かす情動のすべてが、すっぽり抜け落ちてしまっていた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
おとなしく庭の隅にかたまって羊の群 が雪に逢ったように控 えている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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