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躑躅つつじの古株ががけ一ぱい蟠居ばんきょしている丘
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:59% 作品を確認(青空文庫)
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丘陵・小山・小高い丘
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前後の文章を含んだ引用
......在を見出して、規矩男もその母もあわれになった。それに規矩男の好みの狭い範囲には、まったく美しい部分があった。そしてかの女は規矩男と共に心楽しく武蔵野を味わった。躑躅つつじの古株ががけ一ぱい蟠居ばんきょしている丘から、頂天だけ真白い富士が嶺を眺めさせる場所。ある街道筋の裏に斑々はんぱんする孟棕藪もうそうやぶ小径こみちくぐると、かの女の服に翠色が滴り染むかと思われるほど涼しい陰が、都会近くにある......
単語の意味
盤踞・蟠踞・盤居・蟠居(ばんきょ)
盤踞・蟠踞・盤居・蟠居・・・1.根を張って動かないこと。
2.根拠地を占めて、勢力をふるうこと。

「蟠」は訓読みで「わだかま(る)」、とぐろを巻くの意味。
「踞」は訓読みで「うずくま(る)」と読める。
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