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極度の疲労困憊 は、さながら生きているミイラのようだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:59% 作品を確認(青空文庫)
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疲れる・疲労感
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......してくると、一切合切がグラグラして来て困ってしまう。つかみどころなき焦心、私の今朝の胃のふが、菜っぱ漬けだけのように、私の頭もスカスカとさみしい風が吹いている。極度の疲労困憊 は、さながら生きているミイラのようだ。古い新聞を十度も二十度も読みかえして、じっと畳に寝ころんでいる姿を、私はそっと遠くに離れて他人 ごとのように考えている。私の体はいびつ、私のこころもいびつなり。と......
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袋に開いた小さな穴から水がこぼれるように、身体から力が抜け出ていった
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
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